新規店舗開業に伴う内装設計デザイン
Client
S clinic Kyoto
Expertise
Interior Design
web design
Date
2022.10.1


概要
Overview
DESIGN CLINIC produced by S clinic Kyoto(デザインクリニック)は、アートメイクをメインとした部屋貸しのクリニックとなります。今までになかった新しいビジネスモデルで“美容不動産”とも言葉を替えられるかもしれません。運営は同ビルの上階のS clinic Kyoto(エスクリニック京都)が運営しております。
tsukuru(ツクル)は、DESIGN CLINIC produced by S clinic Kyoto(デザインクリニック)の店舗の内装設計・デザインを支援。
お客様がクリニックを選択する基準となる【清潔感】にこだわり、パステルカラーなどの流行りにとらわれない無機質な内装デザインを目指しました。個人の看護師(アーティスト)が活躍できる、アーティストカラーに染められるという意図も込めて白を基調とした空間に仕上げました。
今までになかった新しいモデル
“美容不動産”に挑戦
「個の時代」と言われるようになり、様々な業界で個人が活躍できる環境が整備されており、フリーランスという職種が主流になった近年。美容業界でも看護師が個人で集客し、自由に働けるという関心が高まっていく一方で「なにから始めたらいいかわからない」「医師から教わる環境がない」という不安の声を、DESIGN CLINIC produced by S clinic Kyotoの院長兼オーナーの廣瀨さんは周りの方々と話していくにつれてつくづく感じ取っていたそうです。個人で働けるとはいえ、「リスクがある」「周りに医師がいない」という片隅に不安な気持ちもあり、美容業界に至ってはやりたくても出来なく行動に移せない人が少ないのも現実的です。
さらに、美容の分野とはいえ医療業界なるので、少なからず一定以上のリテラシーが必要になります。「やりたくても環境がないからできない」そんな声をなんとかしようと、もっと美容業界が活性化するためにも、DESIGN CLINICは立ち上がりました。

Design clinic/S clinic Kyoto 院長の廣瀨さん
施術室だけではない不動産としての空間の使い方
レイアウトを決めていく中で、セミナーや講演会としても使えるようにしたいというご要望をいただきました。そこで、施術室として使えつつ別の使い方ができるレイアウトを考えた際に、面積的に無理があるという結果に至りました。
しかし、壁が動いたりレイアウトが変えられる可動式のものであれば様々な使い方ができることを見つけ出し、カーテンでだけで作るレイアウトとしました。