
1.おしゃれなデザインで店舗作れば成功する?
2.おしゃれな店舗デザインにするにはどうすればいいの?
3.失敗しないためには、店舗デザインで何に気をつけるべき?
こういった疑問に答えます。
- おしゃれだけにこだわった店舗デザインは失敗します。
- おしゃれな店舗デザインになる3つの特徴
- 店舗デザインに必要なのはマーケティングです。


この記事を書いている僕はtsukuru(ツクル)の代表をしております。
また、建築学科を卒業し住宅の設計士をしていた経験もあり、現在は店舗デザイン×マーケティング両軸を得意としております。
実際に有馬温泉の店舗様をやらせていただき、年間の集客率が8割以上増加した経験があります。
こういった僕が解説していきます。
おしゃれだけにこだわった店舗デザインは失敗します。


店舗を開業される方の中には、
- おしゃれな店舗にしたい
- 内装をかっこよくデザインしたい
- 行列ができる店舗で人気になりたい
こう思っている方が多いのではないでしょうか。
当然ですよね、新しく開業するからにはお客様たくさん来てほしいですし、店舗のデザインをかっこよくしたいのもものすごくわかります。行列のできる店舗ができたら飲食店なんかは理想ですよね。
しかし、この理想を叶えるためには、ただ流行りのインスタグラムに掲載されている今どきの店舗のデザインにすればいいわけではありません。雑誌に載っているような店舗の雰囲気にすればいいのではありません。
店舗におけるこのような理想を生み出すには、【内装デザイン×マーケティング戦略】が大事なのです。


タイトルにもキツく書いていますが、おしゃれだけにこだわってしまったら必ず失敗してしまいます。
この記事で発信して少しでも店舗開業される方のためになればなと思っています。
では、なぜおしゃれだけにこだわってしまったら失敗してしまうのか?
結論、自分目線のおしゃれが先走ってしまっているからです。
そもそも店舗を開業するのは誰のためなのか?を再確認したらわかると思いますが、全てはお客様のためです。
常に自分の店舗に来店いただける、もしくは来店していただけるであろう人物像を想定して、その人の立場に立ってのおしゃれを追求しないといけません。
ただ、自分の店舗に来店いただける、もしくは来店していただけるであろう人物像が、店舗におしゃれさを求めているのか?
ファーストフードのように、スピード重視の店舗であれば店舗の内装の「おしゃれ」はあまり重要視しなくても良いです。


ファーストフードに行くお客様は「早く食べたい」というニーズが最も強いからです。
このように、お客様が求めているもの(ニーズ)を明確にし、お客様目線で店舗のデザインを考える必要があります。
下記のtiktokでは、代表の奥村個人が店舗開業者に向けて【内装デザイン×マーケティング】についての発信をしております。開業する際のチェック項目など開業時に役立つ情報がつまっているので、店舗開業者は開業される前には必ず確認してくださいね!
おしゃれな店舗デザインになる3つの特徴
おしゃれな店舗デザインを作り出すには、必要最低限の流行を抑えておく必要があります。
ただ、流行りをそのまま使うのは良くないので、そこから考えられるデザインを用いるようにしましょう。
- ミラー(鏡)を使って映り込みの体験を演出
- ネオンカラーのフォトスポット
- 細かいものの集合体で重厚感を
ミラー(鏡)を使って映り込みの体験を演出
これは若者に多い傾向があります。自分が店内にいることをインスタグラムのストーリーに上げる際に、ミラーに映る自分を撮ってアピールする方が多いです。
例えば、このお鮨屋さんでは、ミラーを使った内装デザインとなっております。
ここは愛知県名古屋市の鮨てんびというお店になります。名古屋に2店舗ほどあり、私も実際3回ほど足を運んだことがあります。
店舗のデザインは2店舗ともトンマナが統一されていて、価格もコスパが良くて完全リピーターになってしまいました。笑
もちろんお鮨自体は美味しいんですが、やはり飲食店はそれを取り巻く環境も味や心理に影響してきます。
その点でも飲食店は最も店舗デザインをこだわるべきところであり、その後の集客にも影響が出てきますね。


トンマナがわからない人はこちらの記事を参考にしてみてください↓


鮨てんびさんの情報掲載しておきますので、ぜひ体験してみてください。
食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230106/23075675/


ネオンカラーのフォトスポット
ネオンカラーはちょっと前に韓国で流行りましたよね。ネオンカラーとはいえ重要なのは照明なので、照明計画が大事になりますね。
以前住宅を設計していました私でも中の間取りプランはもちろんですが、照明計画はもっとこだわっていました。
店舗でネオンカラーを用いるときには、外観の看板として取り入れてもいいと思いますが、店内の写真スポットにロゴをネオン照明で設えてもいいかなと思います!


写真スポットは拡散してくれるきっかけになるので、予算があればつくることをおすすめしています。
細かいものの集合体で重厚感を
人は細かいものの集合体をみることで重厚感を感じます。重厚感を感じると非日常を感じられ、写真に収めておきたいと思う心理が働きます。
そこで誰かに共有したいとなり、インスタグラムなどのSNSで拡散されます。
例えば、大量の植物や装飾がそれに該当します。
こうして細かいものの集合体で非日常を作り出すことで、SNSで注目を集められる店舗づくりができます。


店舗デザインに必要なのはマーケティングです。
これは、冒頭にお伝えしたとおりになりますが、常に自分の店舗に来店いただける、もしくは来店していただけるであろう人物像を想定して、その人の立場に立っての店舗づくりをしないといけません。
相手の目線に立って考えることがマーケティングでは一番重要で一番本質的なところになります。
せっかくおしゃれな店舗をつくったのに、かっこいいデザインにしたのに、人が来ないとなったら本末転倒です。
店舗デザインをこだわることはもちろん重要ですが、全てはお客様のための店舗ということを忘れないように内装デザインの打ち合わせを進めていただけたらと思います。
下記のtiktokでは、代表の奥村個人が店舗開業者に向けて【内装デザイン×マーケティング】についての発信をしております。開業する際のチェック項目など開業時に役立つ情報がつまっているので、店舗開業者は開業される前には必ず確認してくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今開業準備をされている方、これから開業しようと情報集めをしている方、もう既に開業している方、全ての方に通ずるお話になったのかなと思います。
今開業準備をされている方、これから開業しようと情報集めをしている方は、開業してから失敗しないようにマーケティングを考慮された店舗デザインづくりをしていってください。もう既に開業している方も、開業したから店舗が出来てしまったから終わりではありません。コストはかかるもののちょっとしたリノベーションをしてリブランディングを図ることも選択肢として十分ありだと思います。
はたまたチェーン展開していく店舗開業者は、もっと店舗デザインが重要になってきますので、1店舗目から良い店舗づくりをしていってくださいね。
ここでは、店舗の開業者が失敗しないための情報発信をしております。これから開業される方やもう既に開業された方は、失敗と後悔だけはしないようにリテラシーをつけるようにしましょう。
株式会社ツクルでは、【内装デザイン×マーケティング】を軸に発信しております。これから開業される方・開業しようと情報集めをしている方に向けて、店舗ビジネスで失敗しないような内装デザインとマーケティング戦略について、おばあちゃんでもわかるように噛み砕いて発信しています。
弊社、株式会社ツクルについて
株式会社ツクルは、東海・関西に拠点を構えるデザイン会社です。飲食店、オフィス、居酒屋、寿司店、バー、美容室、物販店、クリニックなどのマーケティングの集客部分から内装設計まで承っております。
私たちは企画・設計から開業後の集客支援までを一気通貫して請け負うことができます。施工は私たちが信頼するパートナー会社に責任を持って発注代行いたします。
また、私たちは、お客様のご希望を出来る限り叶えるために、お見積もりをする前に電話や対面などで直接お客様とお話をさせていただく時間を設けさせて頂いております。店舗開業やリニューアル、デザイン、開業後の集客関するご相談がございましたら、まずはお問い合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
経験豊富なマーケター・デザイナー・設計士が、具体的なアドバイスや設計プランをご返答させていただきます。ご相談は無料で対応させていただいておりますので、どなた様もお気軽にご連絡いただけますと幸いです。皆さまからのご連絡を心よりお待ちしております。